日本ダービー予想② ノーザンファームの思惑は?
日本ダービー予想② ノーザンファームの思惑は?
今年のダービー、ノーザンファーム生産馬は何と13頭!驚きの数字ですね。最近の競馬はノーザンファームの思惑を読む事も重要な予想の要素となります。
ネットでも書かれていますが、ノーザンファームとしては、牡馬に勝ってもらいたいのが本音ですよね。将来種馬になる時に、ダービー馬の称号はかなりのプラスとなります。これがあるのとないのとでは大違い。牝馬のサトノレイナスがダービーを取ってもそれ程大きく価値は上がらないでしょう。牝馬は年に1頭、種馬は年に100頭以上の子孫を残す訳ですからね。
ですので、ノーザンファームとしてもサトノレイナスに勝たれても微妙なんですよね。ルメールは普段から、その辺りを分かってて騎乗しているふしもあります。だからこその超一流だと私は思ってます。まさかルメールもこの馬を勝たせるような事はしないのではないでしょうか?
競馬ファンは夢が中心かもしれませんが、ホースマンはビジネスとして考えるのは当たり前です。
逆にノーザンファームが1番勝って欲しいのはどの馬か?
それは皐月賞を勝ったからにはエフフォーリアでしょうね。本来であればルメール騎乗が理想だったのでしょうが、ダービーまで無敗のままくるとはノーザンファームも予想していなかったはず。それだけエフフォーリアの成長が素晴らしかったといえるでしょう。
予想③に続く